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暑い夏、なんか体調が悪い方「なんか頭がぼーっとする、、、体調がいつもより悪くて、今日はいつものようにリハビリできないかも。そういえば、トイレにあまり行ってないし、水分もとってなかったかも、、、」
こんな悩みに答えます。
結論は、脱水かもしれないので、自宅で脱水かどうか判断する方法を試し、2つ以上当てはまっていれば水分をとりましょう!
本記事の内容
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- 自宅で脱水症を判断する5つの方法
- 高齢者の脱水になりやすいお話
- 高齢者の脱水症状にはどんな症状があるのか?
- まとめ:自宅で脱水症を判断する5つの方法
について訪問リハビリの経験をもとに解説します。
自宅で脱水症を判断する5つの方法
高齢者が、脱水かもしれない?と思ったとき、自宅で簡便に確認する方法を知っておくと少し安心できます。
これを知っていれば、
- 脱水かもしれない。
- ひどくなったらどうしよう。
という不安を抱えて過ごす時間が少なくなるでしょう。
自宅で脱水症を判断する5つの方法
その方法は下記のとおり。
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- 手足が冷たい
- 舌が乾燥している
- 親指の爪を押しても赤みの戻りが遅い⇦2秒以内で戻ればOK!
- つまんだ皮膚が戻らない⇦2秒以内で戻ればOK!
- 脇の下が乾いている
上記の5つのうち2つ以上当てはまるようであれば、脱水かもしれないので、水分を摂取しましょう。!
そして、それぞれの理由は、
- 手足が冷たい → 脱水になると血液は生きていく上で重要な臓器に集まるため
- 舌が乾燥している → 唾液が減るため
- 親指の爪を押しても赤みの戻りが遅い → 毛細血管まで血液が届きにくいのため
- つまんだ皮膚が戻らない → 皮膚の弾力性がなくなるため
- 脇の下が乾いている → 汗が出なくなるため
身体に水分が少なくなったとき、水分や血液が足りなくなって上記のような特徴が出てきます。
自分が具合が悪い場合には、家族に確かめてもらいましょう。
高齢者の脱水になりやすいお話
夜のトイレが心配で、足がむくむのが気になるなどからあまり水分を控えるようにしていませんか?
高齢者が気になるのはトイレの回数、だから水を飲まなくなる
訪問リハビリで一番おおい訴えは、「水を飲んだらトイレが近くなるからね」です。
多くの方が夜に2回はトイレに行く場合が多く、それに加えて、水を飲むことで2回だったトイレが、3回あるいは4回に増えると「夜眠れない、、、」と言う悪循環に。
これで、ますます水を飲まなくなっていきます、、、。
高齢者は加齢によって脱水になりやすくなる
高齢者では、
- 若い頃はいくらでも食べれたけど、最近は全然食欲がなく食べる量が少ない
- 運動していないから、喉も乾かない
とおっしゃる方がとても多いです。
加齢によって喉が乾いていても気づきにくく、運動量や食事量も減り、結果筋肉の量も減るため、体の水分量自体が少なくなっていると言われています。
そのため、慢性的に脱水状態がベースにあり、気温が上がってきて汗が増えることなどちょっとしたきっかけで脱水症状が出現することがあります。
脱水症状が軽い場合と重い場合の具体的な症状について
軽度の脱水症状
- 口臭が臭う(口が乾くため)
- 便秘が起きる、食欲不信や消化不良、(胃腸の血流が減るため)
- めまいやふらつきが起きる(低血圧から脳の血流が減るため)
自分の口臭が臭う、便秘やめまいが起きた際には水分をどのくらい摂っていたのか確認しましょう。
重度の脱水症状
- 尿路感染や結石、腎不全などが起きる(尿の量がへり尿が体に長くととどまるため)
- 感染や褥瘡ができる(皮膚が乾燥するため)
- 認知機能の障害や行動障害、せん妄が起きる(脳の血流が減るため)
- 肺炎になる(気管や肺が乾燥するため)
- 脳梗塞や心筋梗塞、狭心症が増加する(血液がドロドロになるため)
- 腎不全、心不全、肝不全など臓器不全が起きる(急な嘔吐、下痢、多量の発汗のため)
ここまで症状が出てしまうと、病院に行くことになってしまいます。
高齢者では、元々持っている病気の症状なのか、加齢による症状なのかなど脱水症状と見分けることが難しい場合が多いのが特徴です。
まとめ:自宅で脱水症を判断する5つの方法
以上、自宅で脱水症を判断する5つの方法について解説しました。知っていれば、そんなに難しい方法ではないことがわかると思います。
実際に訪問リハビリで実施していると、その後は利用者さん自身でも確認してくれるようになっていくので、脱水でない時でも試してみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かの参考になれば幸いです。