【簡単】くつ下をはくための自助具ソックスエイドを紹介【おすすめ】

【簡単】くつ下をはくための自助具ソックスエイドを紹介【おすすめ】

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前かがみの姿勢になりにくくてくつ下がはきにくい方「前かがみになると腰が痛くて、、、最近体が硬くなってしまって足先まで手が届かなくて困っている」

こんな悩みに答えます。

結論は、くつ下をはくための自助具「ソックスエイド」を使いましょう。

本記事の内容

  • ソックスエイドとは
  • ソックスエイドの使い方
  • ソックスエイドのおすすめ〜比較

この記事を書いている僕は、介護が必要な方のご自宅にうかがってリハビリをしています。

今回は、前かがみになりにくくなった時にくつ下が自分ではけない、はくのに時間がかかるという訴えがあったため、くつ下をはくための自助具について紹介します。

この記事を書いた人
ヒロピノ

探究と挑戦を楽しむ理学療法士
医療・介護領域でのリハビリテーションを提供

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ソックスエイドとは

ソックスエイドとは
病気や怪我、妊婦さんや腰痛持ちの方など、

  • 足先まで手を伸ばすことが出来ない
  • 前かがみの姿勢が取れない

こんな方をサポートする自助具です。

対象者は以下のとおり。

  • 変形股・膝関節症などの影響で、関節可動域に制限のある方
  • 人工股・膝関節の術後で関節可動域制限・または脱臼肢位がある方
  • リウマチ・関節炎・四肢の拘縮で可動域制限がある方
  • 片麻痺や骨折の影響で片手が不自由な方
  • ぎっくり腰や腰痛で前屈できない方
  • 妊娠中などで前かがみになれない方

原因はさまざまですが、前にかがめない、足先に手が届きにくい方が対象です。

ソックスエイドの使い方

ソックスエイドの使い方
使い方はとても簡単です。

ソックスエイドの使用手順

  1. 太ももの間にソックスエイドをはさむ
  2. くつ下をソックスエイドの先に通す
  3. ソックスエイドのすき間に足を差し込む
  4. ひもを引っ張って足をゆっくり通す
  5. ゆっくりとソックスエイドを引き抜く

よくある失敗例

はじめて使った方が失敗しやすい事例は下記のとおり。

  • くつ下をソックスエイドに深く入れすぎて、引っ張ってもなかなか抜けない
  • くつ下をソックスエイドに浅く入れたため、くつ下が足首にくる前に抜けてしまった

ソックスエイドにくつ下をどのくらい入れるか、ここがポイントですね。とはいえ、数回やればコツはつかめるでしょう。

それでもうまくいかない、、、という方へ下記の方法もあります。

ソックスエイドを使うコツ

上記のように失敗を繰り返してしまう場合には、

  • 履き口がゆるめのくつ下
  • スニーカーソックスなど長さの短いモノ

で練習を重ねていくことをおすすめします。

ソックスエイドのおすすめ〜比較

ソックスエイドのおすすめ〜比較
ソックスエイドは、先割れタイプのものが主流で、自分で作ることもできますが、商品として売っているモノを購入した方が便利です。

というのは、自分で作ったモノはくつ下が滑りやすいから。

上記の使い方の中の②〜③の工程で、くつ下が滑ってしまうと足にしっかり入る前に抜けてしまうのでうまくいかないことがあります。

とはいえ、自分でモノ作りするのが好き、という方は一度作ってみで、うまくいくかどうか試してみましょう。

使えないことはないですが、くつ下が抜けないように少し気を使います。
それが面倒であれば、購入しちゃった方が楽です。

それでは、紹介していきます。

  • 【ソックスエイド(先割れタイプ)】:アビリティーズ・ケアネット
  • 【靴下エイド】:プロト・ワン
  • 【かえるのソックスエイド(自力で履けルンです)】:日進ゴム

上記の3つ。

ただ、アビリティーズと靴下エイドの構造はほとんど同じです。値段が少し違うだけ。

【ソックスエイド(先割れタイプ)】:アビリティーズ・ケアネット

アビリティーズの事業

1966年(昭和41年)創業。高齢や障害のある方を含むすべての人が、自分らしい生活や主体的な生き方をすることを応援している。

いかなる障害があってもそれぞれの能力を活かし、住み慣れた街に住み続けられる社会、環境の実現を推進しています。

ソックスエイド(先割れタイプ)の特徴は

  • 先端部が3つに分かれている先割れタイプですので、靴下へ抜き差しが簡単
  • 内側はすべりの良い布、外側はすべりにくい布で覆われ、足の出し入れがスムーズ
  • 軽度の弾力性ストッキング(18mm/Hg以下)にも使える

上記のとおり。

仕様は

サイズ ヒモの長さ70cm
重量 約100g
外側/白 内側/青
材質 本体/ポリプロピレン、外布/ナイロン、ポリエステル

【靴下エイド】:プロト・ワン

プロト・ワンという会社

2001年(平成13年)創業。毎日をより良く過ごすために、、、「あったら便利なもの」「デザインが良くてかっこいいもの」 「品質はもちろん見た目も大事な製品」…を、主に海外から輸入して販売している会社。

靴下エイドの特徴は

靴下エイドは、自力で靴下が履けるようになるお手伝いができる補助ヒモ・自助具です。

  • 先端部が3つに分かれているので、靴下への抜き差しが簡単。
  • 内側は滑りやすいナイロン地が張ってあり、足の出し入れがしやすい
  • 外側は靴下が滑り落ちないよう、タオル状の布がカバーしています
・ひもの先端は持ちやすいように輪になっている
  • 軽度の弾力性ストッキング(18mm/Hg以下)にも使えます。

仕様は

サイズ ヒモの長さ70cm
重量 70g
材質 プラスチック(芯)、綿、綿パイル地、ナイロン 他

【かえるのソックスエイド(自力で履けルンです)】:日進ゴム

日進ゴムという会社

1932年(昭和7年)創業。ゴムの素材力で安全・健康・環境に貢献する会社。

かえるのソックスエイドの特徴

かえるの顔をした靴下エイドです。見た目がカワイイです。
柔軟性のある材質と肌当たりの優しい表面素材で、不快感無く確実に靴下が履けます。

素材の発泡EVAとは

柔軟性と弾力性、グリップ性に優れた素材です。
例えば、インソールやテニスグリップ、ヨガマット、緩衝材など。

仕様は

サイズ 縦21×横22.67cm
重さ 70g
素材 本体:発泡EVA

以上、ソックスエイドの商品を3つ紹介しました。上記2つの特徴は大きな差がないですが、会社の事業なども含めて考えると、どの商品にするか判断する助けになるかも。

記事が参考になれば幸いです。

なお、 入浴の自助具についても紹介していますので、よろしければご覧ください。