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おしっこのことが気になって安心して眠れない方「自分でやるとこぼすかもしれないから安心して眠れない、夜中に家族を起こして迷惑をかけたくない、尿瓶は知っているけれど、自分でうまく使えるだろうか、、、。」
こういった悩みに答えます。
結論からお伝えすると、「自分でこぼさずに尿器を扱えること」が必要です。
本記事の内容
- 自分に合った尿器を選んで安心して眠るための方法を3つのポイントを紹介
- 家族も眠れる方法を探す
- 尿器の種類とメリット・デメリットについて
訪問リハビリで排泄に関する失敗や介護負担に向き合ってきた経験をもとに解説します。
自分に合った尿器を選んで安心して眠るための方法を3つのポイントを紹介
何を考えて選べば良いでしょうか?
自分でこぼさずに使用できるか
まずは、自分一人でこぼさずに採尿ができるかどうかです。
- 採尿する姿勢には座る・立つ・寝ながらの3つの方法があります。
- 座るあるいは立つ方法が失敗は少ないです。
- 寝ながら採尿する姿勢は、横向きか仰向けです。
家族の介護は得られるか
- 家族の介護があるかどうか。
- 介護が得られたとしても、家族の同意が得られるかどうか。
- 安心して眠りたいのは自分だけでなく家族も同じ。
※夜間の排尿のたびに起こされていては、自分だけでなく家族も疲弊して、ゆくゆくは共倒れになってしまうので、それは避けなければ行けません。
値段との折り合い
- 尿器の種類によって、値段が異なります。
- 機能が充実すればするほど値段は高くなります。
- 介護保険でレンタル可能なものは商品や対象が限定されます。
家族も眠れる方法を探す
あなたの家族は安心して眠れていますか?
自分でやっても失敗の少ない方法を選ぶ
- 自分でこぼさずに使用できることが大切です。
- ただし、ある程度失敗しても良い準備をすることも必要です。
- 毎日衣服からシーツ下まで全部が汚れてしまうととても負担が大きくなるため、
防水シーツなど環境を整えましょう。
通常の尿瓶orホース型
- 尿瓶だと頻回に採尿した尿をトイレで処理しなければいけません。
- ホース型の尿器であれば、受け口から採尿すると大容量のタンクへ繋がるため、
毎回トイレでの処理は必要としません。 - 翌朝にトイレで処理し洗浄すればOKです。
- 尿臭には、事前に消臭剤を入れておくことも効果的です。
ポータブルトイレの方が失敗を減らせることもあり
- 尿器を当てるまでに、スボンとオムツを下げるという行為があります。
- 尿意が切迫していると、尿器を当てることに手間取り、尿器を当てる前に漏れてしまうこともあります。
- この場合、尿器ではなくポータブルトイレを使用する方が失敗を減らせることがあります。
このような方は、自分でこぼさずに使用できない方とともに尿器以外を選択することも一つです。
尿器の種類とメリット・デメリット
尿器の種類を簡単に解説します。
尿器の種類
尿瓶、ホース型、自動吸引型などがあります。
尿瓶のメリット・デメリット
メリット
- 構造がシンプルで安価。
- 逆流防止弁型もある。
デメリット
- 容量が少なく、頻回な処理が必要。
ホース型尿器のメリット・デメリット
メリット
- 大容量のタンクで翌朝の処理でOK。
- 横向きの姿勢でも採尿できる。
- 自然落下のため音が静か。
デメリット
- ホースの位置がタンクより下になると逆流することがある。
- チューブの洗浄がしにくい。
- 尿瓶より少し価格が高い。
自動吸引型のメリット・デメリット
メリット
- センサーで自動吸引してくれる。
- 脱臭機能付きのものもある。
- 介護保険でレンタル可能(本体;要介護4,5のみ)
デメリット
- 音がうるさく、眠りを妨げる。
- 本体が大きい。
まとめ:尿器の選び方,家族に迷惑をかけずに安心して眠る3つのポイント
この記事では
- 自分に合った尿器を選んで安心して眠るための方法を3つのポイントを紹介しました。
- 家族も眠れる方法を探しましょう。
- 尿器の種類とメリット・デメリットについてまとめました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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