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家族が車椅子で退院することになった方「玄関前に階段があるから出入りはどうしよう?介護はしてあげたいけど、今までやったことがないし、私にできるだろうか?」
こんな悩みに答えます。
結論としては、すぐに対応できる介護タクシーを利用する、体力があれば二人介助する方法を練習、あるいはおんぶするの3つを検討し、ご自身の状況にあった方法を選びましょう!
本記事の内容
- 車椅子で階段を上り下りする介助方法について
- 長期的に考えて、あれば便利な方法について
- まとめ:車椅子で階段を上り下りする介助方法について
車椅子で階段を上り下りする介助方法について訪問リハビリでの経験をもとに解説します。
車椅子で階段を上り下りする介助方法について
自分でやるの?大変じゃない?と言う方が多いです。
介護タクシーを利用する
「介護タクシー」という名前は聞いたことがあるけど、今まで利用したことがないと選択肢にも入らないことがありますが、とても安全な方法の一つです。
なぜなら、介護の経験のある運転手さんが車椅子のまま階段を上り下りさせてくれるから。
もちろんその分普通のタクシーよりもずっとお金はかかります。介護の仕事を経験したことがある家族がいれば別ですが、自分でやるよりも、何より安全です。
はじめて頼む際には病院の相談員の方やケアマネジャーに相談してみてください!
介護タクシーの内容や料金については、こちらの記事で解説しています。
車椅子を使用し、2人介助で昇降する
上記でも書いた通り、介護タクシーは安全です。しかし、回数が多ければ経済的な負担が増えることになります。
そこで、家族に介護の経験がある方や若くて体力のある方がいる場合にこの方法を検討します。経験のない方場合、練習と実践で少しずつコツを覚える必要があります。
2人で行うため、2人の息を合わせることも大切になります。
やってみないとわからないと思う方は、リハビリスタッフから介助方法についてレクチャーを受けてみてください。
ただし、介護の自信がないし、体力もない、という方にはおすすめできません。
おんぶする
赤ちゃんであれば、おんぶあるいは抱っこで問題ないですが、大人の場合は、体重が重いことから体力に自信がある方以外にはおすすめできません。
災害や救急の際にはこの方法を使うことがあるでしょう。
家族がもし実施する場合には大人用のおんぶ紐もあるので、両手がフリーとなり手すりにもつかまることができて安全です。
長期的に考えて、あれば便利な方法について
もし、活用できれば介護の強い味方になってくれるモノです。
階段昇降ユニット
- 電動で階段を1段ずつ上り下りできる階段移動用リフトです。
- 介護保険でレンタルが可能(取扱業者が少ない)
- 安全指導員の講習・操作トレーニングが必要。
- 階段の形状(らせん階段など)や高さで使用ないことがある。
階段昇降機・段差解消機
- いす式階段昇降機などは設置が可能であれば、電動で階段昇降が可能となる。
- 屋外用、屋内用それぞれある。
- 介護保険は対象外でお金がかかる。
- 階段の形状によって設置できるか検討が必要。
- 車椅子利用していれば、車椅子から昇降機の椅子へ乗り移る動作が必要。
まとめ:車椅子で階段を上り下りする介助方法について
介護がはじめての方へ
もし自宅で介護をすることがはじめての場合には、自分でできること、できないことを明確にすることが大切です。
特に「安全」という点については、「介護タクシー」の方のやり方を見る・手伝うことでその方法を肌で感じることができるでしょう。
そして、自分で介護をしようと思ったらまずプロに相談してください。みなさん、親切丁寧に教えてくれるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
何かの参考になれば幸いです。